つい、さっき’73日本SFベスト集成という筒井康隆編の中の
星新一の交代制というショートショートを読んだが
実に下らないと思ったのだ。
これは私にとって衝撃的なのである。
実は私は高校三年間の間に星新一を熱中して読んだ。
その時は面白いからこそ、読んでいたのだ。
今、私は62才だから44年以上前の話だ。
それにsfとは言えない内容でもあると思う。
これだから日本のsfは衰退したのだろうか。
星新一は21世紀になる前に死んでいる。
いわゆる魚座の時代の作家だ。
それに対して私は水瓶座の時代になって電子書籍で小説を出した。
星新一は小学生も読む作品を書いていたので、そういう意味で
こども騙しだと思う。
なぜ、こんなものを高校生の頃に熱中したのか今となっては
分からない。
魚座の時代で受けた作品なのだろうか。
星新一はインターネットを知ることなく死んだようである。
sf作家は誰もインターネットの出現を書くことは、なかった。
星新一にしても、そうだ。
古びすぎた星新一の作品の一つを今日、読んで驚いたのだ。