小説家

 小説家であるのには実は独身が最強の環境であると思われる。
私も、そうであるが、あの史上最長の小説を書いたプルーストも独身だったのだ。
で私はプルーストを読んでいないのだ。
あんなに長くなると誰も買わないのでは、というほどであり出版社も
日本では最近になって、というか少し前に全巻を刊行し始めた。
 プルーストは出版社が長すぎるという事で断ったので
自費出版した。
失われた時を求めて、の長さを抜ける人は誰も居ないと思う。
 一つは独身でいることの難しさと、経済的事情。
専業作家さんは出版社の注文に応じている。
生活しないと、いけないからだ。
 プルーストは親の遺産が今の価値で6億円を相続した。
つまりプルーストは働く必要が無かった。
プルーストは目標に出来ない人物だ。

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